新世界から 2016 5 22
オーストラリアというと何を連想するでしょうか。
実は、オーストラリアは、砂漠が多いのです。
砂漠気候に近い地域まで含めると、国土に占める割合が大きなものとなります。
さて、私は、2003年頃、こう予言しました。
「今のまま気候変動が続けば、21世半ばには、
オーストラリアは、肥沃な大地に変わっていくでしょう。
ただし、不動産投資は控え目に」
さて、2016年5月22日の産経ニュースには、このような記事がありました。
「親日から親中に オーストラリアの危うい現状を憂いています」
(杉田水脈のなでしこリポート)
ゴールデンウイーク(日本の連休、Golden Week holidays)の後半、
かなりの強行日程でオーストラリアに取材に行きました。
北部準州(ノーザンテリトリー)における中国の動きについて、
紹介したいと思います。
北部準州は、ウラン鉱山や液化ガスなど天然資源が豊富にあり、
アメリカ海兵隊が駐留するダーウィン港があるなど軍事上の要衝でもあります。
州政府には、多くの大陸系中国人が長年勤務して信頼を得ています。
州で唯一の大学であるチャールズダーウィン大学には、
「中国政府の出先機関」と言われる孔子学院があります。
大陸系中国人は、長年のロビー活動により州政府に対して大きな権力を持っています。
また、地元の豪中フレンドシップアソシエーションには、
中国政府または中国系企業より多額の援助が入っているようです。
(以下、省略)
(引用、以上)
今、中国本土は、公害による環境破壊、
さらには、砂漠化が進んでいます。
このまま環境破壊と砂漠化が進めば、
中国本土は、人が住めない地域が大きくなってしまいます。
そのため、長期的には、
「第二の中国」建国へ向けて動く必要が出てくるでしょう。
こうした動きは、17世紀から18世紀に、
欧州から新大陸アメリカを目指した移民と同じような動きになるかもしれません。
中国人も、「政治的な自由」や「宗教的な自由」を求めています。
しかしながら、中国本土で、こうした自由を求めると迫害を受けるのです。
そういうわけで、やがて、中国人も「新世界」を目指すことになるでしょう。